また薬が変わります(;´Д`)
今日の診察で、というかいきなり冒頭で言われたのだけど、
「あまりいい話じゃないんですけど(苦笑」
てな感じで始まりまして、悪いことが起きてました。
先週CT撮ったのですが、それによると肝臓の横に腹水が溜まってます。
肝臓のガンは縮小してるのですが、腹水が溜まってるとなると、骨とかにも影響が出るかもしれないそうです。
なので、今やってるサイラムザは終わり。
明日からオポジーボに変わります。
なので、入院して初回はアレルギーとかショックとかみるのです。
オポジーボはホルモン系のお薬で、薬価が15万からする超高額医薬品で有名なのだそうです。
でもって、「免疫チェックポイント阻害薬」というものだそうです。
免疫細胞のひとつ、T細胞が出す免疫チェックポイントPD-1を、がん細胞はPD-L1というものを出して、T細胞の働きを止めて、がん細胞はやって生き延びているのです。
チェックポイントとはどうも、「自己」自分自身と悪い働きをする異物とを見極めるために出される分子っぽいのですが、がん細胞がそれに結合する分子を出して、T細胞やマクロファージがガンを攻撃しない(自己のようなふりをする)でいるみたいです。
それを結合させない、もしくはしてるものを切り離す事で、PD-1で出されてたブレーキの作用もなくしてしまい、免疫細胞がガンを攻撃できるようにするものです。
免疫細胞は自己に備わってるものですので、抗がん剤のようにガンを攻撃もするけど、自己も痛めつける副作用があるわけではありません(多分)
それでも、オプジーボは魔法の薬でもないので、効かない人も出てくるわけです。
その場合は、
”オプジーボが効かない場合、ヤーボイ(一般名は「イピリムマブ」)という別の薬が選択肢となります。しかし、オプジーボを投与し続けて効果が出ないままがんが進行してしまうと、ヤーボイに切り替えても奏効率は3%以下となります。オプジーボが効かないと早期に判断できれば、ヤーボイの効果が期待できる状態で切り替えることが可能です。
ということで、オプジーボかヤーボイかを、早期に判断するものが必要なのですが、血液検査で早くわかるそうです。
オプジーボでPD-L1を中和すると、抑制されていたマクロファージが活性化され、がん細胞を取り込むようになります。それとともに、マクロファージに含まれていたCD163というタンパク質が血中に放出されます。血中のCD163を測定すれば、オプジーボががんに作用したかどうか判断できます。
CD163を6週間後にチェックすると、オプジーボが効いてるかどうかを判断できるそうです。
ヤーボイとオプジーボを同時投与も可能で、効果も高いのですが、入院を必要とする重篤な副作用が60%で出てくるそうです。
急ですけど、明日入院して最初の投与してきます。
オプジーボの場合、3日あると結果がわかるというか、ショックとかアレルギーとかですが。
そして6週間後に相性をチェックですね。
では、行ってまいります(明日ね)