空景色−希望を

あの震災から2週間が過ぎました。




津波の爪痕は、爪痕というにはすごすぎて、無残に破壊されてます。

まるで暴風神が通り抜けた後のようです。


死者行方不明者合わせて2万人を超すという、大惨事です。

今も行方を捜されてる方がたくさん、それはすごい数の方がいます。


大きな問題になったのがガソリン不足もあります。

製油所が大打撃を受けたためと、道路鉄道の破壊と重なって、深刻な影響を与えています。



灯油不足も避難生活を襲う深刻な問題です。

届けたいのに届かない物資。


懸命にたたかう自衛隊や消防隊、警察、自衛団の皆様

何もできませんが、せめてエールを送らせてください。



それと大問題に発展したのが、福島第一原発

暴走寸前まで言ったのがいったん沈静化したと思うと、爆発が起き、圧力が上がり、水蒸気が噴出する事態になってます。


避難命令が出た20km圏内では行方不明の捜索さえ許されません。

30km圏内では自主避難勧告も出されました。


物資も風評被害にあって届けてくれないとのことです。

約2万人の県民が県外に避難したとの事。それこそ難民です。


一方、首都圏には放射性物質が規定値以上に測定され、水源からも検出されました。

今では幼児の摂取停止が言い渡されてます。


また、葉物野菜、原乳にも規定値以上の放射性物質が検出され、農家酪農家を窮地に立たせています。



この現状を日本メディアよりもシビアに伝えているのが海外メディアで、中にはウソの報道もありますが、NY TIMESの写真などを見ると、改めてものすごい歴史にないような災害なのだと知らされました。




これからのことを思うと不安に押しつぶされそうになります。

被災された方々の方がそれはずっと強く、現場にいらっしゃるから筆舌につくし難いものでしょう。



そんな中で希望を持って前をむいてとは軽々に言えませんし、頑張れとも言えませんが、生きてください。

何もいいことはないかもしれませんが、生きていてください。


生き抜くことは大切です。


子供たちの未来のためにも、皆さん生き抜いてください、お願いいたします。